こぎつね附属小学校の4年こぎつねからメールがきました。昨年夏に取り組んだ理科研究を応募すると、努力賞に選ばれたという報告です。「テントウムシの模様の秘密3 遺伝のルールをさぐる」というテーマで、ヒメカメノコテントウの模様の遺伝の仕方について実験をしていました。

 

 

 

 素晴らしいなと思うところがいくつもありました。

①昨年は、ナミテントウの模様の遺伝のようすを研究している。

②今回は、少し小さなヒメカメノコテントウの模様が2種類あることに気付き、その模様の遺伝について調べている。メンデルの法則について、まず詳しく学習を進めて、予想に、その説との関連について述べている。

③テントウムシの遺伝の研究は、最低3世代(親、子、孫)に渡る飼育が必要なのでとても大変ですが、「メンデルの法則の遺伝のしくみ」に近い結果が出た、ということでした。

④実験の結果と、自然界の様子との違いがあるようなので、考察では、さらなる研究が必要だということに、考えが進められている。

⑤4年生のこぎつねが、自分の力で、ヒメカメノコテントウを飼育し続けるのはとても大変なことですが、保護者の方の協力もあるとは思うのですが、立派な研究に仕上げている。

⑥旺文社の「全国学芸サイエンスコンクール」で、努力賞に入賞したということです。専門家の方とのつながりもできると思います。今後も、昆虫の専門家の方の指導も受けながら、さらなる研究を深めて下さい。

 

 「こぎつねさんぽに出かけよう」のブログに掲載してもよいと許可をもらったので、紹介させてもらいました。すごい小学こぎつねに育っているんだなと、誇りに思います。