あちこち歩き続けるためには、情報が大切です。日頃から、新たな行き先の情報を集めておくようにしなければいけません。今日は、たまたま、大阪市立中央図書館で街道や道をテーマにした特集コーナーを開設していて、本を集めてくれていました。その中から3冊、借りました。

 大国正美『絵図と歩く ひょうご西国街道』の本は、昔の絵地図を元に解説を書いているので、実際その周辺の現在の地図や地名が頭に入っていないと、この本を読み進めるのが難しいなと思いました。

 自然環境研究オフィス編著『関西地学の旅10 街道散歩』の本は、現在の地図がそれぞれの街道の解説の中に入っていて、この本を片手にフィールドワークができそうです。取り上げている街道は、京街道、西国街道、東高野街道、熊野街道、熊野古道、和歌山街道(松坂市~月出付近の中央構造線)、磐船街道(磐船神社周辺)、山辺の道、山田道(飛鳥周辺)、山陰街道(夜久野周辺)、丹後街道(天橋立周辺)、山陽道(明石・姫路周辺)、篠山街道(亀岡市周辺)、但馬街道(城崎周辺)、有馬街道(有馬温泉周辺)、四国街道(岩屋付近)、北国街道(木之本・余呉湖周辺)、鯖街道(出町柳~大原・花折峠~栃生周辺)、西近江街道(安曇川周辺)、中山道、水分れ街道(柏原付近)、竹内街道、などです。すでに、かなりの道を歩いているのですが、まだ、歩いたことのない街道もいくつか掲載されていました。読んでおいて、春になったら歩こうと思います。

 海老原淳監修『ウォーキングで出合う 日本の固有植物図鑑』の本は、140種ほどの植物を取り上げています。半分ほどは、見たことがあるか、名前を聞いたことがある植物ですが、初めてこの本で知る植物もあります。見られる場所までは分からないので、ネットで調べながら探し求めたいと思います。これまでは、たまたま出合った植物の写真を撮っているのですが、探し求める歩き方も大切だなと思います。

 

♫ 大寒 初候 ♫