嶽山登山の時に、昔の地図(10年前)をコピーして持って行くと、道がかなり変っていました。もう少し高い山だったら、とても困った状況になっていたと思います。300m程度の山でも困ってしまうので、1000mに近い山だと遭難してしまうかもしれません。
生活も同じです。昔の物を大切に使うことはよいことなのですが、情報は時代の変化に合わせて更新していくことが大切です。例えば全国各地の地形図(二十万分の一、五万分の一、二万五千分の一など)をたくさん持っています。大事に整理してあるのですが、もし次に旅行へ行く時、その地図(30年、40年前の地図)は全く使えないということが、今回のことでよく分かりました。現在、歩く時はグーグルマップが使いやすいし、車にはナビがついています。昔のように道路マップや、地形図を見ながら旅行することはもうありません。思い切って捨てます。
同じように、30年も40年も前の教育関係の本は、今さら読むことも、それらの情報を元に話をすることも絶対にありません。その当時は最先端の教育論も、もう半世紀も前の古典になっています。現在は、デジタル時代、AI活用の時代になってきているので、デジタル情報を活用しながら学びを進めて、デジタル記録をして、いかにうまく発信していくか、という状況になってきています。教育の本はこれまでも随分捨てたのですが、まだかなり本棚にあるので、全処分しなければいけません。
♫ 勿忘草(わすれなぐさ) ♫