先週、奈良公園を歩いたとき、杉岡華邨書道美術館がお休みの日だったので、今日は、近鉄奈良駅から杉岡華邨書道美術館に行きました。お財布を持っていなかったので、入場料が高かったら入れないなと少しヒヤヒヤしたのですが、300円だったので大丈夫でした。他にだれも来ていなかったので、一人で静かに見学をすることができました。「現代書壇において作家の教育に大きな役割を果たしてきた書の専門教育を行ってきた大学に注目し、その大学で書を専門に学び、現在書壇をはじめ各方面で活躍する方々を紹介するシリーズ展の第3回目として、京都教育大学で書を学んだ方々を紹介。」を、一階ホールでしていました。二階ホールは、杉岡華邨先生の作品が展示されていました。

 時々、書の美術館や展覧会に行ったり、昔の筆で書かれた古文書などを見に行ったりすることは大切だなと思いました。杉岡華邨先生は、大学の頃、半期だけ指導を受けたことがありました。何枚か、お手本を書いてもらい、今でもどこかに保存していると思います。筆ペンは一年前から、筆文字は今年の夏から画仙紙に文字を書くようになりました。最近少し、筆に慣れてきた状況です。展覧会に出そうとか、書道教室に習い行くとかはしないで、趣味で書く範囲で続けようと思っています。これまで何度も引っ越しをしてきたのですが、途中で捨てずにかなり多くの画仙紙(全紙、半切、長条幅合わせて1000枚ほど)を持っています。半紙も何千枚とあります。死ぬまでに使い切ってしまいたいと思っています。読めない漢字作品、仮名作品ではなくて、読める文字をきれいに書けるようになりたいと考えて、練習をしています。筆で手紙を書くのが目標です。

 

♫ 師走 ♫