葛城山を歩いている時、マムシグサの実を見ました。ネットで情報を調べてみました。「テンナンショウ属植物は北海道から沖縄まで全国的に分布し、約 30 種以上と種類が多く、分類が難しい群として知られている。代表的な種としてはマムシグサ、マイヅルテンナンショウ、アシウテンナンショウなどがある。湿った林床に多いが、河川敷等にも見られる種もある。ウラシマソウ、ユキモチソウは花序の付属体に特徴があり、ムサシアブミなどは仏炎苞の形状などが変わっているため、観賞用として栽培されることもある。花後、粒状の果実をトウモロコシ状につけ、熟すと朱赤色になって目立つ。球茎を輪切りにして乾燥したものは生薬の「天南星」として利用される。毒性マムシグサには、毒性成分のシュウ酸カルシウムが含まれ、口唇、口内のしびれ、腫れなどのほか、腎臓にシュウ酸カルシウムが沈着して腎機能を害する。」と、ありました。
毒性の強い植物です。幼稚園や小学校などに生えてきて、子どもが口にすると、大変なことになります。キノコについては、子ども達はどれを見ても毒キノコと言い、触らない傾向があります。同じように、要注意植物です。
マムシグサ 実