今日は午後から、筆文字がいつでもすぐに書き始めることが出来るように、準備を整えました。ペン字(万年筆)は、書こうと思ったら1分後には、作品作りが出来るように、歌詞ノート(50曲ほど)、下敷き(A4に6行書ける線が引いてある)、万年筆3本、紙(A4、A3コピー用紙)、落款、などの準備が整っています。筆ペン文字は、ペン字と同じ環境で書くことができます。しかし、筆文字を書くには、準備が出来ていないので、書き始めるまでにかなり時間が必要です。

 そこでまず、筆文字を書くための下敷きを探しました。全紙の大きさの画仙紙を書くことが出来る毛氈があるのですが、もう絶対に全紙作品を書くことはないので半分に切って、半切用の大きさにしました。その細長い毛氈を、120×50㎝のカラーボードに巻き付けて、補助机(学校の机の大きさ)二つの上に渡すようにセットしました。これで、その上でいつでも半切の大きさの画仙紙を書くことができるようになりました。半切の画仙紙は、スチールロッカーに入れているので、これは直ぐに取り出すことが出来るようになっています。次に筆と硯を入れたトレイを補助机の片方に置きました。こちらは少し前にセット(小筆5種、硯、水入れ、墨、墨汁)が出来ています。さらに、何を見て書くのかについて考えました。A4用紙にペン字作品はいつもよく書いているので、そのペン字作品を片手に、筆文字で手紙作品を書き始める事ができそうです。「ちょっといいなと思えるように書けた万年筆による歌詞を書いた作品」を見ながら書くというのが、今日の大きな発見となりました。これで、筆文字も、ペン字練習レベルで、直ぐに書き始める事ができるようになりました。これから10年間、書き続けることができるような環境が整いました。10年続けると、筆で手紙が書けるようになるのではないかと思います。

 

 

♫ 蘇芳(すおう) ♫