筆者の清水章弘さん(1987年生まれ)は、東京大学教育学部を経て、東京大学大学院修士課程を修了しています。20歳の時に、教育系ベンチャー企業・プラスティーを設立し、自身の時間の使い方、学習法を体系化をして、「勉強のやり方」を教える学習コーチ事業を展開されています。現在、株式会社プラスティー教育研究所代表取締役。

 今回読んだ本は、勉強が苦手な中学生と、勉強の仕方の指導を趣味としている小学生が登場する、とても面白いお話です。期末テスト攻略の30日間を、勉強が苦手な中学生を、小学生が指導しています。定期テストは、スポーツで言うところの試合です。勝負に負けないように、日頃から、効率のよいトレーニングを続けて、当日に最高のコンデションでテストを受けることが大切です。スポーツ選手にコーチが必要であるように、学習にも学習方法を指導するコーチが必要であるということです。

 この本以外にも、清水さんが書いた本を読んでみたいと思いました。早速、図書館で3冊、ネット予約をしました。