渡辺昇一さんの訳の本です。アーノルド・ベネットは、この本を1908年に書いて発行したようです。もう100年以上前に書かれた本ですが、現在でも全く時代遅れを感じることはありませんでした。以前から読んでみようと思っていた本でしたが、やっと出合えることができました。一日の時間活用術の本は、現在でも多く次々に書かれているのですが、1900年当初には、もう全てを言い尽くしているというような内容です。
まえがき 大切な「あなただけの時間」をどうやってつくりだすか。
第1章 この考え方が一日一日に奇跡をもたらす。
第2章 もっと知的好奇心に満ちた生活をつくろう。
第3章 1日24時間の枠を最大限に活かすには。
第4章 自分の精神・肉体を養うための「内なる1日」
第5章 週3回の夜90分が、あなたの心を豊かにする。
第6章 「情熱と活気に満ちた1週間」をつくる秘訣
第7章 思考を集中するひとときをもつ
第8章 「内容的な気分」を大切にする
第9章 「知的エネルギー」はどうやって生まれてくるのか
第10章 「原因と結果の法則」を頭に入れる
第11章 読書好きなあたなへ 人生に大きな「利息」を生むアドバイス
第12章 財布にまっさらな24時間がぎっしりと詰まっている
1日24時間の内、8時間は仕事をするとして、それ以外の16時間は全て、自分が自由に使える時間だということです。寝る時間を8時間としても、のこり8時間を、どのように使うとよいかです。通勤時間、食事の時間、お風呂の時間も含め、8時間は使い放題です。今の自分の場合は、さらにしごとの8時間もないので、睡眠以外の1日16時間が使い放題です。上手に使って、生活をしたいなと思いました。何でもできる、どんなことにも挑戦できる、自分の時間がたっぷりある生活なのです。