█イソギク 2022年12月12日 新金岡駅近く
見慣れない植物が植えられていました。調べると、イソギクというようです。海岸に咲く植物です。
イソギクについて調べてみました。
「イソギクは、日本に分布するキク科キク属の多年草です。日本固有種の野生菊で、分布域は千葉県犬吠崎から静岡県の御前崎にあり、海岸の崖や岩場などに自生が見られます。イソギクの栽培は江戸時代から始まっており、現在では逸出したものが自生地以外でも野生化しています。イソギクの花期は10月~12月上旬。花期になると、伸びた茎の頂部に、花径1.5㎝程度の頭花を散房状に多数咲かせます。頭花は筒状花のみで構成された集合花で、キク科の植物に多く見られる花弁のような舌状花はありません。派手な花ではありませんが、花の少なくなる時期に咲くため、鮮やかな黄色が印象に残ります。花色は黄色のみ。地下茎でよく増え、株立ちになって草丈20~40㎝程度に成長します。株は自然にこんもりとまとまります。海岸付近の崖などに多く自生することから、強健で乾燥に強い性質です。地下茎で横に広がりますが、成長が遅いので増えすぎて困ることはありません。病害虫の発生もほとんど無く、育てやすい植物です。」(ガーデニングの図鑑)