█クチナシの実 2022年10月22日 百舌鳥八幡近く
クチナシの花はあちこちで見かけるのですが、実はあまりみかけません。ネットで調べてみました。
・本来のクチナシは、6弁の花で、秋には実をつける。
・庭木や公園などに植えられているものはオオヤエクチナシといい、実はつけない。
と、いうこでした。初めて知りました。
「クチナシは梅雨どきに大型で純白の6弁花を咲かせて強い香りを漂わせ、秋には橙赤色の果実をつけます。この果実は黄色の染料として利用され、また漢方では山梔子(さんしし)として用いられていますが、熟しても裂開しません。つまり口が開かないことから「クチナシ」の和名がつけられたとされています。ただし、庭木としてよく栽培されているクチナシは、大型の花で八重咲きのオオヤエクチナシ(別名ヤエクチナシ、英名ガーデニア)が多く、こちらは花は豪華ですが実はつけません。近縁種に樹高30~40cmの低木で地表を這うように枝が横に広がるコクチナシや葉が丸いマルバクチナシなどがあります。」
オオヤエクチナシについても、調べてみました。
「オオヤエクチナシはクチナシの園芸品種。中国産のクチナシがヨーロッパに渡り、改良されたのでセイヨウヤエザキクチナシ(ガーデニア)とも呼ばれる。バラの花のような大輪の八重咲きで美しい。葉もより大きく、樹形も立ち上がって大型となる。大型であるのは染色体が倍化しているためであろうか。果実を形成したのを見たことがない。おそらく不稔であろう。庭園や路側帯の植栽などに良く用いられている。」