█イワダレソウ 2022年9月22日 長居植物園
イワダレソウです。目立たない花ですが、あちこちの花壇に植えられています。
「イワダレソウは海岸の砂場が好きな植物なため、茎がつるのように分枝して長く伸びていきます。 そしてそのつるにある節から根を出して増えていきます。 葉のわきから10~20cm程の花茎を伸ばして円柱形の花を咲かせます。花の色は始めは白色です、次第に薄い紫色になっていきます。 葉は肉質で、乾燥地帯に見られるように水分を蓄えるような機構が見られます。イワダレソウは大変強力で、耐暑耐寒性に優れている繁殖力が芝生の約10倍というもの。現在砂漠の緑化を目指す実験にも使われいるほど強力です。 日本に自生しているという事もあり、庭の外観を壊すことなく成長してくれます。また花を咲かせ、背丈は芝生程なので他の花の魅力を邪魔しません。 踏圧耐性という性質も備わっていて、踏まれても大丈夫なことから芝生のような扱いに適しています。」(くらしーの)