█アオバハゴロモの幼虫 2022年7月15日 槙尾山施福寺参道
アオバハゴロモの幼虫だと思います。成虫は、蛾のように見えるのですが、カメムシの仲間のようです。ネットで情報を調べてみました。
「カメムシ目ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科(Flatidae)に属する昆虫である。薄緑色の美しい昆虫だが、一部植物の害虫としても知られる。」(Wikipedia)
「吸汁性害虫ですが実害はあまりありません。しかし、大発生すると樹勢が衰えたり、また果樹類の果梗部分に寄生すると落果の原因にもなります。また、幼虫の体を覆う白い綿状分泌物が枝などに付着し、いつまでも残るため美観が損なわれることなども問題になります。」(住友化学園芸)
「幼虫は,ロウでできた白い毛のようなものをまとっています。ハゴロモのように師管液を餌とする昆虫は,当然ながらアミノ酸も師管液から摂りますが,餌中のアミノ酸は糖分と比べてずっと少ないので,必要量のアミノ酸を摂るためには,糖分が過剰になってしまいます。そのため,ハゴロモ類の幼虫は,過剰な糖分(炭素)をロウ(ワックス)に作り替えて,カモフラージュの材料として利用しているのです。」(森林総合研究所)