ハグロソウ 2022年7月15日 槙尾山施福寺参道

 

 初めて写真を撮る植物です。

「低地の林内の日陰でみられる高さ20~50cmの多年草。茎は直立して、まばらに枝分かれします。茎には短い毛がはえ、鈍く4~5稜があり、節は膨らみます。葉は対生する単葉で、長さ2~10cm、幅1~2.5cmの楕円形で全縁です。枝先や上部の葉腋から0.5~1.5cmの花枝を出し、1対の大きな苞葉をつけます。苞葉の中に2~3個の花をつけますが、ふつうは1個だけが開きます。花は淡い紅色の唇形花で、180度ねじれて上下が反転します。見かけ上の上唇は浅く3裂し、下唇は垂れます。果実は蒴果です。」(エバーグリーン)

「キツネノマゴ科。花は約2cmで上唇と下唇に分かれており、上下につぶれた形で薄っぺらく面白い形である。内側には赤褐色の斑紋があり、これを「お歯黒」に例えたのであろうか。」(岡山理大)