前から気になっている本です。図書館の貸し出し状況は、常に予約者で一杯なので、まだ借りて読んでいません。今日は、立ち読みなのですが、その中のメモの書き方の所を覚えました。「表題←ファクト(事実・メモ)→抽象化→転用」の4つの部分が大切だということです。事実のメモ書きから、表題を付けて、まとめます。さらに、その事実(ファクト)を見ながら、抽象化していき、さらに転用を考えるということです。メモはこれまでもよくしてきたのですが、メモを書くだけでなく、それを「抽象化」して構造を考えたり、具体現象を言語化したりすることが、実は大切だということです。さらに「転用」では、アクション化するにはどうすれば良いかを考えるということです。前田裕二さんは、メモは単なる覚え書きではなくて、そのメモを基に、いろいろ考えたり、活用したりしていく、思考のトレーニングをすることを提案されていました。考え続ける状況に、常に自分を追い込むために、メモの記録を発展させていくということです。しかし、メモノートで、なかなかこのような抽象化、転用までを書き続けることは難しいのですが、自分の場合は、この山河遊歩を毎日書いている中で、前田裕二さんの言うところの、抽象化と転用の部分を表現するように書くと良いのだろうと考えました。今日見たこと→抽象化→転用、の過程を辿るように文章を書くということです。山河遊歩を書く時の、よいヒントをもらうことができました。