午後から泉ヶ丘駅まで歩くことにしました。自然観察が出来るところは、途中ほとんどないのですが、おそらく古代からの道と思われる、くねくねとうねりながら泉北丘陵まで続いている素敵な古道を歩きます。お寺や地蔵が道沿いにあり、蔵のあるような大きな家も並んでいます。今から1700年も前、陶器山をはじめ泉北丘陵で作られていた陶器、須恵器が、運ばれていた道であったのかもしれません。車がほとんど通らない、静かな歴史の道です。
◆今日は、テントウムシの幼虫を見ました。カラスノエンドウに多くのアブラムシがいて、そのアブラムシを目当てに、ナナホシテントウの成虫、幼虫が多く見られました。また、レンゲがたくさん育っている田んぼがあり、そこにはモンキチョウが多く飛んでいました。モンキチョウの幼虫は、マメ科の植物が食草なので、レンゲ畑にはモンキチョウが多く飛び回っていました。モンシロチョウは、ナノハナなどアブラナ科の植物が植わっている畑にいます。今まで同じように見ていたのですが、幼虫の食草の違いが分かると、飛んでいる所が違っていることが見えてきました。キタキチョウは、ネムノキ、ハギなどのマメ科の植物と書かれていて、モンキチョウのマメ科とは違っているのか、その当たりがまだよく分かっていません。アゲハチョウ、ツマグロヒョウモンが、飛び始めました。
◆白鷺公園の池には、ヒドリガモ、カルガモ、オオバンが見られました。
◆植物は、ピンクの小さな花を見つけました。ヤワゲフウロと言うようです。タケノコが顔を出していたり、レンゲ、スズメノテッポウが、畑に広がっていたりしました。フジの花が咲き始めました。イチョウは小さな葉を出し始めました。もう少しすると、花を見つけることが出来そうです。
左 葛城山 右 金剛山