タヒバリ 2022年1月19日 橿原神宮

 

 遠くの地面を歩いている鳥はスズメかなと思っていましたが、300mm望遠レンズを通して見ると、スズメでないことがわかり、慌てて写真を撮りました。家に戻ってから調べると、タヒバリという鳥でした。胸に縞模様があり、かわいい鳥でした。セキレイの仲間で、冬鳥のようです。

「全長16㎝。全体は褐色で地味な色彩の、セキレイの仲間。背から翼の上面は灰褐色、あるいは暗褐色。体の下面は淡い黄褐色。胸、脇に縦斑があります。地面を歩く時は、脚を交互に出し、その時に尾を上下に振ります。「ピィーッ ピィーッ」とか「ピィッ ピィッ」と細い声で鳴き、飛立ちの時にこの声を出します。飛行時は波形に飛びます。ユーラシア大陸の中部・北部、北米大陸北部に分布・繁殖し、アジア、アフリカ、北米の温帯地域へ渡って越冬しています。日本には冬鳥として渡来し、雪の降らない地方で越冬します。稲を刈り取ったあとの水田、湿地、池沼畔、畑地、川原、草地などの環境で見ることが多い鳥です。昆虫類を食べる他、ツユクサなど草本類の種子を好み、稲、麦などの落ち穂も食べています。体の大きさ、色彩、地上を歩く姿、などがヒバリに似ていて湿地・水田(刈跡)などでよく見られることから、タヒバリの名がついています。」(サントリー)