■アキニレ 2021年12月9日 大和川河川敷
アキニレの木が、大和川河川敷に並んでいました。勝手に大きくなったものなのでしょうか。それとも、植えられたものなのでしょうか。ネットで調べてみました。川原に自生すると書かれているので、河川敷にかってに生えて成長しているもののようです。
「東海地方以西の山野及び川原に自生するニレ科の落葉樹。黄葉の美しさや丈夫な性質を生かし、公園や街路樹として利用されるほか、種子によって拡散したものが自生地以外の荒れ地にも育つ。日本以外では中国南部、台湾及び朝鮮半島に見られる。葉は長さ3~5センチ、幅2センチほどで先端が尖り、縁にはギザギザ(鋸歯)がある。落葉樹としては肉厚かつ光沢があり、秋の紅葉あるいは黄葉が美しい。枝から互い違いに生じる互生。単なるニレという木はなく、一般的に「ニレ」という場合、本種ではなくハルニレを示すことが多い。ハルニレの開花、結実が春であるのに対し、本種は秋(9月頃)に開花、結実するためアキニレと呼ばれるようになった。アキニレの花はクリーム色で、その年に伸びた枝に咲く。雌雄の別がない両性花。直径4ミリほどの釣鐘型で花の先端は四つに裂け、1本の雌しべと4本の雄しべがある。花の後には乾いた楕円形の果実ができる。種子には膜質の翼があり、風に飛ばされることで繁殖する。」(植木ペディア)