今日もお天気が良くないのですが、午後から歩きに出ることにしました。気象庁のホームページで雲の動きを見ていると大阪南部の方を雨雲が西から東へと通っていくようです。そこで、雨雲から離れるように、家から北へ向かって歩くことにしました。しかし、新金岡駅まで歩くともうすでに雨が降ってきました。しかたなく地下鉄に乗り、堺市からかなり離れた淀屋橋駅まで行きました。ここまで行ってまだ雨が降っていたら、珈琲店で読書タイムをして帰ろうと思っていました。淀屋橋駅の改札を出て地上に上がると、青空が広がっていました。今日は、歩けそうです。

 中の島から桜ノ宮駅にかけては、大川沿いにサクラがずっと植えられていて、今、丁度葉が赤く紅葉しています。京都の叡山鉄道沿いや嵐山がモミジの紅葉できれいだとテレビでは見ているのですが、まだ、そこまで行く勇気がありません。近くで空いているサクラの紅葉を見て秋を楽しもうと思いました。しかし、本当の今日の目的は、毎年、大川にもカモ達がやってくるので、その様子を調べるために大川沿いを歩きました。

まだカモ達は、あまりいませんでした。遠くの方に少しだけいたので分かりにくいのですが、マガモ、オオバンの姿を見ました。川沿いを歩いている時、ハクセキレイがあちこちで地面を歩いていました。ハクセキレイについて調べてみました。「日本では近年(昭和)になって繁殖地が北海道、東北地方、関東地方と年を追って南下してきました。東京ではずっと冬鳥でしたが、1970年代になって繁殖するものが出現しています。現在では四国、九州でも繁殖記録があります。」(日本の鳥百科)とあるように、以前は冬鳥だったハクセキレイですが、最近は留鳥として春から夏にかけて繁殖するようになっているということです。よくあちこちで見かけるハクセキレイですが、真夏はどうだったろうと、思い出すことができません。そこで、自分の「こぎつねさんぽに出かけよう」のブログの記録を調べてみました。11月9日、10月27日、10月18日、7月13日、6月10日、5月30日、3月13日、3月1日、1月27日、12月3日に、ハクセキレイの記録がありました。年中、いることが分かりました。ブログに記録しておくと、検索機能があるので、便利です。すぐに、これまでの自分の全ての記録に対して検索をしてくれます。

昆虫は、ツゲノメイガ、ホシホウジャクの写真を撮りました。チョウは、モンシロチョウが飛んでいました。今日は、風が強いので、あまりチョウ達の姿を見かけませんでした。

植物は、サクラの紅葉の写真を撮りました。枯れかけている木の幹には、黄色の地衣類がついていました。家に帰って調べると、ロウソクゴケという地衣類のようです。冬になると地衣類が目立ってくるので、また、石垣や木の表面に見られる地衣類の写真を撮ろうかなと思いました。