■カンレンボク 2021年10月19日 長居植物園
小さなバナナのような実ができています。植物園の名札を見ると、カンレンボクと書いていました。初めて記録するので、ネットで調べてみました。
「 中国の中南部からチベットを原産とする落葉樹。大正時代に日本へ渡来し街路樹や公園樹として使われる。丈夫で育てやすいことや、一つの果実の中にたくさんの種ができることから、かつての中国では子孫繁栄につながる縁起の良い木=「喜樹」としてもてはやされた。雌雄同株で夏にクリーム色の花を咲かせ、秋になる実をつける。でき始めの実は写真のとおりヤマボウシの実のようだが、徐々に小型のバナナのような風体に変化していく。英語名「Cancer tree」は、実や根に含まれるカンプトテシンという物質の構造が、抗がん剤の開発に大きく貢献したことから名付けられた。生薬名は喜樹果(きじゅか)という。」(庭木ペディア)