メマツヨイグサ コマツヨイグサ 2021年7月13日 金岡南中学校近く

メマツヨイグサ

コマツヨイグサ

 

 マツヨイグサには、似た仲間がいくつかあり、見分けが難しいです。主な4種の見分け方を整理してくれている方がいました。

 

●メマツヨイグサ・・径約4-5cm。花弁の間に隙間ができることが多い。昼間もよく開いている。荒地や中央分離帯,河原,海岸,休耕田など,日当たりのよいいたるところ。この仲間ではもっとも普通に見られる。オオマツヨイグサより花が小さく,花弁の間に隙間ができることが多い。

●オオマツヨイグサ・・径約8cm。花弁の間には隙間がない。河原や草地,海岸など。都市より高原や海岸など,メマツヨイグサに比べると,やや自然度の高いところに多い。この仲間ではもっとも花が大きい。マツヨイグサとちがって,しぼんだ花は黄色のまま

●マツヨイグサ・・径約5-6cm。花弁の間にはほとんど隙間がない。一本立ちして,上部に普通,1本の茎に1日1つの花を咲かせる。茎は人の腰程度以下。前2種とちがうところは,しぼんだ花が赤くなることと,ひとつの茎に1日1個しか花を咲かせないところ。

●コマツヨイグサ・・茎が地面を這うことのほか,葉が羽状に切れ込むことがあるのも,この種の特徴。