マムシグサの実 2021年6月14日 槇尾山施福寺参道

 

 まだ緑色ですが、これから実は熟して赤くなっていきます。実は毒を持っていて、山で見かける危険な植物のリストに入っています。

「全草にシュウ酸カルシウムの針状結晶、サポニン、コニインが含まれる。特に球根の毒性が強く、その汁に触れると炎症を起こす。誤って食すと口中からのどまでに激痛がはしり、唾を飲み下すことすらできないほどとなる。また、激しい下痢や嘔吐、心臓麻痺といった症状が現れ、重篤な場合には死亡する。」(Wikipedia)

 今、図書館で借りてきた、田中修・丹治邦和『植物はなぜ毒があるのか』 という本を読んでいます。毒を持った植物を、食べられる野草と間違って食べて命を落としている事例がたくさん紹介されています。