セイバンモロコシ 2021年6月3日 しらさぎ公園

 

 あちこちで、セイバンモロコシが大きく伸びてきています。道路沿いにも、たくさん見られます。

「地中海地方原産。イネ科の多年草。砂地や荒地でも生長する多年生の丈夫な植物である。草丈は0.8~1.8m。地中に長い根茎をのばす。葉は幅広い線形で、ススキに類似するが縁がザラザラせず、葉舌が裂けて長い毛が並ぶ。8~9月に大型の穂をつける。小穂は雄花と両性花より形成され、紫褐色に黄色が混ざったように見える。荒れ地、埋め立地、土手、道端などに大群落を形成することが多い。原産地の地中海地方では家畜のエサとして栽培されるが、やっかいな雑草ともなっている。地中海地方では、セイバンモロコシは6月~8月の間に開花する。アメリカ合衆国では、5月~7月に開花する。戦後、全国に急速に広がった。セイバンモロコシはトウモロコシと近縁であり、花粉症の原因ともなる。」

 大和川の河川敷などでも広がっています。