サネカズラ(ビナンカズラ)の実が、大泉緑地で見られました。鳥は食べるのでしょうか。

 

「●別名のビナンカズラ(美男葛)の名は、若いつるから粘液をとって、昔は男性の髪付け油(整髪料)に使わていたことに由来する。また、大阪ではビジョカズラ(美女葛)と称したともいわれている。果実は晩秋に熟した果実を採取し、天日で乾燥して保存する。果実は、滋養強壮、疲労回復に役立つものといわれ、漢方薬の五味子(チョウセンゴミシ)の代わりに使うこともある。果実は食べても味はしないが、果実酒に利用できる。また、茎葉は2倍量の水に入れておくと粘液が出るので、その液を頭髪につけて、整髪料として利用できる。
●奈良時代に成立した和歌集とされる『万葉集』や、中世に成立した『百人一首』にも登場し、古くから果実の美しさが人を惹きつけてきた。古歌には、しばしば「さねかづら」「さなかづら」として詠まれ、「さ寝」の掛詞として使われる。
 名にし負はば 逢坂山のさねかづら 人に知られで くるよしもがな(藤原定方、百人一首25/後撰和歌集)」(wikipedia)

 

サネカズラの実(20201207  大泉緑地)

 

 

いちご