北花田駅近くの交差点で信号待ちをしているとき、すぐ横に、あまり見られない小さな花が咲いているのに気が付きました。これまで、写真を撮っていないキク科の植物でした。帰ってから調べると、ハキダメギクでした。
「●1年草。北アメリカ原産。大正時代に東京で見つかり、現在では関東地方以西の各地に広がっている。茎は2分岐を繰り返し、高さ15〜60cmになる。草全体が柔らかい草質をしていて、枝葉ともに白い毛が生える。葉は対生し、卵形〜卵状被針形で、波状の浅い鋸歯がある。頭花は直径約5 mmで、まわりに先端が3中裂する白色の舌状花がふつう5個並び、内側に黄色の筒状花が多数つく。総苞は半球形。総苞片と花柄には腺毛がある。花期は6〜11月の夏から秋にかけて。頂部に小さな花を咲かせたあと、急に葉腋から岐散状に盛んに分枝を繰り返し、上部の各枝先に小さな頭花を1個ずつつける。痩果(そうか)は黒く熟して、白い鱗片状の冠毛があり、風に乗って種子が散布される。コゴメギクによく似ていてしばしば混同されているが、舌状花に冠毛があること、筒状花の冠毛の先が細くなり両側の毛が長くならない点で区別できる。」(wikipedia)
ハキダメギク(20201206 北花田駅交差点)