トベラの実がはじけるように割れて、中の赤い種が目立っています。鳥たちにアピールしているのでしょう。
ネットで調べてみました。
「●5月頃芳香のある白い5弁の花をつける。果実は熟すと3裂し、赤い粘液が付着した種子を多数露出し、これが鳥のくちばしなどに粘着して運ばれるといわれる。」
「●トベラの果実が実っている。果実はさく果で、果皮が3枚に割れて開き、中からたくさんの赤い種子が現れて、それが何とも艶めかしい。緑色の葉との色のコントラストも鮮やか。種子はべたつく粘液に被われていて、粘液は果皮の内側から出ていて、舐めても甘くない。赤い種子はメジロなどの鳥類が食べるが、糖分の多い果肉を持つ液果ではなく、赤いのは表面だけで、中の大部分は白い胚乳。鳥たちはその見かけの容姿に騙され、操られているのかも知れない。」
トベラの実(20201123 新金岡団地)