モッコクの木に、赤い実ができています。あまり変化のない常緑樹だと思っていたのですが、こんな赤い実が出来るんだと知りました。メジロが飛び回っていたのですが、動きが早く、写真は撮ることができませんでした。

「●モッコクは、関東地方以西の本州を原産とするツバキ科モッコク属の常緑樹で、主に太平洋岸の林に自生する。ある程度大きくなると剪定せずに放任しても樹形を整えやすいこと、樹齢を経るに従って樹姿に風格が出ることから、「庭木の王」とされる。日本庭園のイメージが強い木だが、韓国や中国あるいは東南アジアにも分布する。素人目には何の変哲もない木であり、観賞の対象にさえならないようだが、「江戸五木」(ほかにマキ、アカマツ、カヤ、イトヒバ)の一つに数えられ、江戸時代の庭造りでは重要視された。 花の後にはツバキの実を小さくしたような実ができる。10月~11月頃に赤く熟すと不規則に裂け、1~4粒の赤黒い種子が顔を出す。モッコクの実はメジロ、キビタキ、オオルリなどの野鳥が食べる。」(庭木図鑑)

 

モッコクの実(20201105  長居公園)

 

まじかるクラウン