ボケの木には、大きな実ができていました。ちょっとカリンの実のような感じです。春先に、花はよくみていたのですが、実ができているのを意識したのは初めてです。
「●果実が瓜に似ており、木になる瓜で「木瓜(もけ)」とよばれたものが「ぼけ」に転訛(てんか)したとも、「木瓜(ぼっくわ)」から「ぼけ」に転訛したとも言われる。『本草和名』(918年)には、果実の漢名を木瓜(もくか)、和名を毛介(もけ)として登場する。学名のspeciosaは、「美しい」「華やか」、Chaenomelesは「chaino(大きく裂けた)+melon(リンゴ)」が語源だが、現実に実は裂けないので、勘違いしてつけられた属名だと思われる。花は3 - 4月に葉が芽吹くよりも先に、朱色の5弁花を咲かせる。短枝の脇に数個つき、径2.5 - 3.5 cm。様々な品種があり、花色は淡紅、緋紅、白と紅の斑、白などがあり、雄性花と雌性花がある。秋に結実する果実は楕円形で、直径は約3 cmほど。果皮は黄色味を帯びて落果する。同類種に栽培種で中国産のカリン、野生種で日本産のクサボケがある。」(wikipedia)
ボケの実(20201029 堺市)