ブーゲンビリアの花びらは、赤い所だと思っていたのですが、近づいて写真を撮ると、なんか違っているようです。ものは、じっくり見ないといけません。Wikipediaで調べてみました。

「●原産地は、中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林。ブーゲンビリアという名前は1768年にブラジルで木を見つけたフランス人の探検家ブーガンヴィルに由来する。花の色は赤から白まで変化に富み、ピンクやマゼンタ、紫、橙、黄のものもあるように見える。しかし、実際の花はいわゆる花の中央部にある小さな3つの白い部分である。色づいた花びらに見える部分は花を取り巻く葉(包葉)であり、通常3枚もしくは6枚ある。」と、ありました。

➡赤い部分は、花びらでなく花を取り巻く葉(包葉)というようです。

 

包葉について調べてみました。

「●花芽を包む葉。苞葉とも書き,単に包(苞)ともいわれる。開花後は花の下に残り,高出葉と呼ばれることもある。また芽やつぼみが展開する前にその周囲を包み保護している鱗片状の葉のうち比較的大きいものをさすこともある。一般に緑色で普通葉より小さいが,ブーゲンビレアの包葉は紫紅色花弁状で美しい。花序を包む包葉は普通多数からなり総包と呼ばれる。キク科の頭状花序の総包は多数の鱗片状の包葉(総包片)からなり,その形,数,配列など分類の特徴にされる。ドクダミやヤマボウシでは総包は 4枚からなり白色花弁状である。またミズバショウなどサトイモ科の肉穂花序(→肉穂花)では,その周囲を仏炎包と呼ばれる大型の包葉が包み特異な形となっている。」

➡ドクダミの白い4枚の花弁のようなものや、ヤマボウシも、包葉でした。ミズバショウの白い光背のような部分も苞葉のようです。

 

ブーゲンビリアの花(20200904  阿倍野)

 

 

 

やしの木