クマバチが、花壇のピンクの花(ちょっと名前が分からない)にやってきて、蜜を吸っているところです。クマバチについて、調べてみました。

 

キムネクマバチ(20200724 堺市)

 

「●クマバチ(熊蜂、学名:Xylocopa)は、ミツバチ科クマバチ属に属する昆虫の総称。一般に大型のハナバチであり、これまで、約500種が記載されている。北海道から九州にかけて広く分布するクマバチ(別名キムネクマバチ、Xylocopa appendiculata circumvolans (Smith, 1873)) を指すことが多い。

●本州のクマバチ(キムネクマバチ)は、おおむね山桜類カスミザクラなどが咲き終わる晩春頃に出現し、街中でもフジやニセアカシアの花などに活発に訪花するのがよく見られる。成虫の活動期間は晩春から中秋頃まで。寿命は1年程度と推定され、その年生まれの新成虫は越冬して翌年に繁殖活動に参加すると推定されている。食性は、他のハナバチ同様、花蜜・花粉食。初夏から秋にかけてさまざまな花を訪れるが、頑丈な頸と太い口吻を生かして花の根元に穴を開けて蜜だけを得る盗蜜もよく行う。

●初夏、メスが太い枯れ枝や木造家屋の垂木などに細長い巣穴を掘り(穿孔営巣性)、中に蜜と花粉を集める。蜜と花粉の団子を幼虫1匹分ずつ丸めて産卵して間仕切りをするため、1つの巣穴に1列に複数の個室が並ぶ。その夏のうちに羽化する子供はまだ性的に未成熟な亜成虫と呼ばれ、しばらく巣に残って親から花粉などを貰う。こうした成虫の姿での母子の同居は通常の単独性のハナバチには見られない行動であり、亜社会性と呼ばれる。これはまた、ミツバチやマルハナバチなどにみられる高度な社会性(真社会性)につながる社会性への中間段階を示すものとも考えられる。」 (Wikipediaより)

 ➡これまでクマバチと言っていたハチは、キムネクマバチということを知りました。クロマルハナバチ、コマルハナバチ、トラマルハナバチ、オオマルハナバチなど、似た仲間がいます。

 ➡キムネクマバチは、蜜と花粉を食べることが分かりました。

 ➡大きな巣を作るのではなくて、木に巣穴を掘って、そこで子育てをするようです。「寿命は一年程度と推定され」と書かれていることから、詳しい研究はないのかもしれません。

 

パンダ