ネットで調べると、白さび病と書かれていました。アブラナのようなセイヨウカラシナの茎の一部が変形するような病気です。虫こぶなのかなと思っていたのですが、菌類が関係しているらしいのです。
「白さび病は野菜類ではハクサイ、カリフラワー、カブ、ダイコン、コマツナなど多くのアブラナ科野菜類を侵すのでこれらの生産物の品質を損ねることがある問題の病害である。病原は糸状菌(かび)の仲間で、病原菌名はAlbugo macrospora(アルブゴ・マクロスポラ)、英名をWhite rustと言われる。菌類の一種で、分生子柄は無色、単胞、棍棒状で、その頂端に分生胞子を連鎖状に生ずる。分生子は無色、単胞、やや球形であり、水分があれば5~8個の遊走子を放出する。また越冬器官として卵胞子もつくる。本菌には数種の生態種が認められており、1.ダイコンだけを侵すもの 2.カブ、ハクサイ、コマツナ、タイサイ、キョウナ、などを侵すもの 3.ナタネ、カラシナ、キョウナ、ヨウシュウナタネを侵す3系統がある。」
セイヨウカラシナの白さび病(20200515 大和川河川敷)