よく似ているのですが、生えている場所が違うように思います。キツネノボタンは、まだ写真が撮れていません。三つをすぐに識別できるように、なりたいです。
タガラシ(田辛子、田枯し、学名:Ranunculus sceleratus)は、キンポウゲ科キンポウゲ属の越年草。水田や用水路などに生える雑草。有毒植物である。
ウマノアシガタは、日本全国から朝鮮・中国に分布する多年生草本。水田のあぜ道、適度に湿った路傍などに普通に生育する。全体に毛が多い。野に咲くウマノアシガタは春の光に輝いている。ウマノアシガタというよりも、別名のキンポウゲ(金鳳花)の方が、この光り輝く花のイメージによく似合っている。花弁に光沢があるのがこの仲間の特徴の1つである。
キツネノボタンは、草丈は30-60cm。根生葉は葉柄が長く、一つの柄に3枚の葉がつき(3出複葉)、それぞれの小葉に切れ込みがある。茎生葉は上にいくほど柄が短いものが互生する。5-7月ごろ分岐した茎の先に黄色い5弁の花が咲く。花の直径は1-1.5cmで花弁に光沢があるのが特徴。花後にコンペイトウのような角のある直径1cmほどの果実がつく。同じキンポウゲ属のウマノアシガタやタガラシと共通する成分(ラヌンクリン ranunculin)を含む有毒植物であり、誤って食べると口腔内や消化器に炎症を起こし、茎葉の汁が皮膚につくとかぶれる。
タガラシ
ウマノアシガタ