日本固有種であるオオシマザクラが、白っぽい花を咲かせています。エドヒガンと、このオオシマザクラを交配させて、ソメイヨシノが生まれています。

「ソメイヨシノの増殖は接ぎ木の手法をとっている。増やしたい親木から「穂木」という枝を切り、台木につなぎ合わせて育てるやり方だ。木が大きくなったら、そこからまた穂木を採取して接ぎ木して育てる、という手順を繰り返していくため、全国のソメイヨシノは遺伝子がどれも同一のクローンだ。」ということです。

ソメイヨシノが作られてからは、全て1本の木からクローンとして日本中に広がっているのですね。

 

オオシマザクラ(20200321  長居植物園)

 

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