イタドリは、春には、スカンポと呼ばれる細いタケノコのような茎をのばして成長していて特徴的ですが、その後、どのように大きくなっているのかあまり気にかけていませんでした。秋になって、白い花を付けていました。タデ科の植物です。
イタドリ(20191028 生駒山)
ネットで調べると、春の芽生えの頃は山菜として食べられることが解説されていました。「若い茎は柔らかく、春頃の紅紫色でタケノコ状の新芽は食用になり、根際から折り取って採取して皮をむき山菜とする。また、やわらかい葉も食用にされている。新芽は生でも食べられ、ぬらめきがあり珍味であると形容されている。かつては子供が外皮をむいて酸味を楽しんだ。この酸味はシュウ酸で、多少のえぐみもあり、そのまま大量摂取すると下痢をおこす原因になり、健康への悪影響も考えられ注意が必要となる。山菜として採った新芽は、外皮を取り除いて生食するか、かるく湯通しして十分に水分を切ってから油炒めにして醤油・塩・胡椒で味付けしたり、短冊状に切って肉や魚などと一緒に煮付けにする調理法で食べられている。また、塩漬けにして保存し、食べるときに水にさらして塩抜きして食べられている。」