記録を書く
教師は、記録を克明に書く力がとても大切です。
授業研究会によく呼ばれていくのですが、子どもや教師の言葉をノートに克明に記録している先生は殆どいません。校内研究会なのに、外部から訪問している私が一番記録が取れているという状況の時もあります。授業研究会は、子どもや教師の発言や行動の事実を捉えて、そこから考え合うことを基本とします。
また、研究授業後の研究協議会で、意見を言った先生方の発言を記録している人も殆どいません。これも、外部から参加の私が一番記録をしている状況です。
子どもの声を聞き取り、それをきちんと記録するトレーニングとしての記録の力は、教師の日々の授業力に繋がると考えます。子どもの考えを黒板に的確に表現していきながら、子どもと共に学習を進めていくための、大切な力です。
「東大合格生のノートはかならず美しい」という本を図書室で見つけたので読み直しました。授業中のノート、まとめノート、予習のノート、塾や予備校のノートなど、どれもスッキリと整理されています。ノートがスッキリ書けると言うことは、頭がスッキリ整理されているということです。日頃から心がけて、美しいノートの書く力を付けていきたいですね。 (こぎつねノートより)
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