す冬になると思う。1年に1回位は蟹を思いきり食べたいと。その願いを叶えるために、松屋町筋の青天へ。

 

私的にはこの店がブランド蟹の大阪ナンバーワンの店。

 

カトラリーはゴージャス。

 

ウーロン茶。グラスはバカラ。

 

昨年は食べる事が出来ず、残念だったセコガニ。今年はお目にかかることが出来た。何という美しさ。

 

全景。

 

これでほぼセコガニ2匹分。贅沢だなあ。

 

蟹の脚を食べると、下から身と内子が。

 

内子と蟹身のありえない美味しさ。人生ナンバーワンのセコガニ。

 

浜坂のブランド蟹。青天のタグが付いているのはこの店が浜坂漁港に生け簀を持っているから。ちなみに漁港内に生け簀を持っている他の店はかに吉と植村。青天では1人あたり1kg越えの蟹を1匹堪能できる。

 

次に蟹刺し。あえて身を広げない。この方が刺身を美味しく味わえるとの由。

 

見よこのプリプリ感を。蟹刺しを堪能。

 

次に焼き蟹。

 

炭火で丁寧に焼いていく。

 

脚。蟹料理の中で最も美味しいものの一つ。

 

ハサミ。プリプリ感が半端ない。

 

体。身の美味しさは最上の蟹の美味しさ。まさに海を食べている感じ。

 

次にコースのメインともいうべき蟹味噌。

 

蟹脚に蟹味噌をたっぷりつけて。

 

蟹脚の蟹味噌和えを楽しむ。

 

余った蟹味噌に御飯とパルメザンチーズ。

 

蟹味噌リゾット。

 

美味しさが凝縮されている。

 

チーズ味と蟹味噌のコラボは最高。特に味噌が焦げた一部は味に深みが出てえもいえぬ美味しさ。

 

岩塩を敷いて焼いた蟹の焙烙焼き。

 

ふたを開けると。

 

美味しい蟹脚と体の焙烙焼きが。

 

焼き蟹とは違う美味しさ。焼きと蒸しの中間にあるもの。

 

🦀シャブ。

 

ここで初めて蟹身が開く。出汁の味付けが素晴らしく、なかなかの美味しさ。

 

ここから天ぷらへ。新留氏をリスペクトする店主は小麦粉を超低温で処理して、口の中で溶ける衣に。

 

先ずはアオリイカ。

 

スナップエンドウ。

 

ブロッコリー。

 
そして真打の蟹の天ぷらへ。

 

蟹爪。美味い! 上質な蟹の圧倒的な訴求力にノックダウン。エビでは出せない美味しさ。

 

蟹脚の天ぷらで再確認。

 

〆は蟹雑炊。

 

天かすと海苔をトッピングした蟹身たっぷりの雑炊は、このためにこの蟹コースがあると思わせる美味しさ。

 

もちろんおかわり。

 

そして厚かましくさらにおかわり。もはや美味しすぎて、止められず。

 

デザートその1。メロンとぶどう。

 

デザートその2。フランス製のアイスクリーム。

 

お茶で終了。

 

お土産まで貰い。

 

蟹御飯を家でも堪能。御飯は釜炊き。

 
昨年は初めてで緊張していたので、美味しかったが、まだ堪能することは出来なかった。今年は素晴らしいセコガニも堪能出来たし、余裕を持って食べる事ができたので昨年よりもはるかに美味しかった。気になるお勘定は.82000円。青天の価格は時価だが、蟹の浜値+2万円。しがって青天のこの日の原価率は75%。その事を考慮すれば大変リーズナブル。大阪でブランド蟹を堪能するなら青天一択。
 

天風楽・ブランド松葉蟹 松屋町 青天天ぷら / 堺筋本町駅谷町四丁目駅松屋町駅
夜総合点★★★★ 4.2