北新地の鮨の雄、寿しおおはた。12月2回目。
あて。鮟肝、ウニと貝柱、牡蠣、銀杏、ブリ大根。鮟肝は海のフォアグラ。
さてマグロである。この日のマグロは八戸産190kg、12日熟成。今年は異常気象で海流が変わっているのか大間は不漁らしい。
赤身から。旨味があり、脂がうっすら乗っている。
この日の究極の1貫。大トロ霜降り。究極の美味しさ。
小肌。半身で1貫が取れる位大きくなっている。
迷いカツオ。黒潮に乗って北上したのに、迷って日本海側に行ったカツオ。なかなかの美味しさ。
タラ白子。
穴子。豊洲の選り抜き。これを食べると普通の穴子は物足りなく感じてしまう。人間は贅沢。
トロタク。ここまで近くで接写してもぼやけないところがiPhone15PROMAXのいいところ。
面積問題完全クリアのトロ鉄火。最近はトロ芯をマグロの柵から直接切り出すので。
全景。
トロの脂は小さい脂のパーティクルから出来ているのがよく解る。
やはり今年の津軽海峡のマグロは不漁。達成率は6回中3回で50%。外洋で獲れても大間の港に入れば大間産という姑息なルール変更をしても獲れない物は獲れない。残念だがこういう時もある。津軽海峡のマグロで無くても摂取EPAの量は変わらず。唯一の問題点はタウリンの摂取量が減る事だが、それは牡蠣やイカを食べる事でいくらでも代償できる。そして津軽海峡以外でも冬のマグロは美味いのだ。