セブシティに来てから毎日Naoki'sに通っていたが、最終日もNaoki'sで夕食を摂り、東横インで荷物をピックアップしてからマクタン空港へ。空港職員が私の姿を見るなり駆け寄って来て、行列を抜けてスムーズにチェックイン。もちろんこの職員は私にチップを要求した。まあこれは払う価値のあるチップ。チェックインしてからマブハイラウンジへ。国内線のラウンジは結構しょぼかった。


コーラ。


バッチョイと現地人は言っていた。


全景。


まずまずなの味。


さてここからマニラの試練が待っている。何故か空港内でタラップから降りてバスで第二ターミナルへ。


第二ターミナルを出て、第一ターミナルに移動しなければならないのだが、マニラではここでトラブル続出。例えば実際の空港職員があなたの荷物にライターが入っている。ライターはいけない。黙っていてやるから金をよこせと脅してくる。


第二ターミナルを出た所で、フィリピン人がターミナル移動のバスは1時間に1本しかないからタクシーで連れて行ってやる。1500ペソ払えと言ってきた。何と出口の空港職員もそれに同調している。多分何らかの賄賂をもらっているに違いない。


私は夜中に笑ってしまった。もしフィリピン航空がビジネスクラスの乗客にその様な目に遭わせるなら、今後フィリピン航空に乗る人はいなくなる。そんな嘘しかつけない知能指数だから、日曜日の夜中にこんな犯罪をしなければならないのだ。私は日曜日の夜は北新地No.1の鮨屋寿しおおはたで鮨食べてるぞ。黙ってターミナルを出た私は、ターミナル移動バスの待合室へ。YouTube動画で何度もシミュレーションしていたのだ。


バスはもちろん待合室の後ろに待機していた。


フィリピン航空の職員はこんなシールまで用意していた。親切か?それともカモ認識票か?


バスで第一ターミナルに着いた私は、ここからが本番だと全神経を集中させた。先ず出発ゲートの表示がない。その前に悪魔のエックス線検査が待っている。


エックス線検査は無事終了。度重なる不祥事に多分空港管理サイドも監視カメラを完備しただろう。このデジタルチクリ社会で低レベルのトリックがいつまでも続けられるわけがない。ところで一体ゲートは何処だ?


残念な事に、ほとんどのラウンジは深夜で閉まっており、空いているのは、フィリピン航空非対応のラウンジ。私は達者な英語で、何とかならないか頼んでみたらあっさりOK。たまにはうちの航空会社も利用してねと言われた。


チキンスープのお粥。


りんご。


パイナップルジュース。


内容はしょぼかったが、肝心なのはゲートがわかった事。


その後機内で爆睡して飲まず食わず。気がついたら関空上空だった。やっぱりマニラ空港(NAIA)は地獄。


じゃあマニラを経由しなければいいじゃないかという話だが、まさにその通り。しかし関空出発直行便は無く、選択肢は仁川、香港、マニラ。仁川は夜中到着便が多く、セブでも夜中だと危ない。香港は最後まで迷ったが、可能性は低いが、もし中国が台湾侵攻したら、捕虜になりシベリアで働く可能性がある。私の歳ではそれは死を意味する。フィリピンの空港保安職員はコソ泥なのでいざとなれば金で解決できる。ただリゾートに行くというためにここまでの緊張を強いる国フィリピン。


もう海外行きたくNAIA?次回関空からの直行便が回復していなければ、成田からの直行便を利用すべきかも。前乗りして東京で寿司食べたりして。