なんば駅から南海高野線で住吉東駅下車。猛暑の中を国道までぬけると江戸前うなぎの名店あさずが。店主は最初うなぎの地焼きの店で修行していたが、江戸焼きうなぎの方が美味しいと考え、江戸焼きうなぎの店で一から修行し直したという。
店内はコージーだが清潔感はある。
冷たいお茶。砂漠にオアシス。
カトラリーはシンプル。
まあ今のリーズナブルなうなぎという企画の主旨ならうな重5280円だが。
この店には滅多に来れないので、うな重特上、7700円。そこは譲れない。
しばらくして運ばれてきたうな重特上。
蓋を空けると、とてつもないいい匂いが。美味しそうなビジュアル。
肝吸いは肝が2本でゴージャス。
大阪で最も柔らかく、美味しい江戸焼きうなぎのうな重。今一番食べたいうなぎのひとつ。夢がかなう。
全景。
うなぎは箸でスッと切れる。うなぎの6分の1を食べる。美味い! 美味すぎる! 他店のうなぎと次元の違う美味しさ。
7700円の6分の1。これが1283円か。十分納得できる価格。文句なしに美味い。
美味い美味いと箸が止まらず。焼きもパーフェクト。
山椒もいいアクセント。おいしいうなぎが口の中いっぱいに広がり、口腔粘膜を刺激。旨味の洪水だ。
そしてしれっとたっぷりのEPA摂取。ありがたいなあ。
最後の一切れ。これでしばらく来れないと思うと感無量。しっかりと慈しむように食べた。
アクセスの悪さを覆す次元の違う美味しさ。炭火の前で焼きに集中していた店主は、軽い熱中症になっていた。集中力が半端なく、入り込む気持ちは十分理解できるが、健康にも注意して頑張って欲しい。美味しいうなぎで帰り際の満足感は半端なかった。
江戸前うなぎ あさず (うなぎ / 住吉東駅、神ノ木駅、帝塚山四丁目駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0