2023年5月の寿しおおはた。今回も楽しみ。
緑茶。
鱧とジュンサイとモズク。いよいよ鱧の登場だ。ジュンサイには栄養がないと思っていたが、緑茶と同じレベルのポリフェノールがあり、その他でもカルシウム、カリウム、食物繊維があるらしい。
おつまみセット。
ホタルイカ、タコ、シャコ、タイの子の真丈、一寸豆、トリ貝。
春子。白シャリからスタート。
上条氏の琵琶マス。
イワシ。EPAの塊。
ハリイカ。
この日のマグロは塩釜産マグロ123kg9日間熟成。
赤身。ここから新シャリ。
中トロ。
トロ。ここからトロシャリ。冬のマグロと比べて初夏のマグロは脂があっさりしているので、赤シャリを封印し、青空のような酸味の効いたシャリにしている。
大トロ蛇腹。大理石様紋様が美しい。
大トロ霜降り。この日の究極の一貫。歳も取ったし脂はこれ位でいいと毎年思う。しかし冬になるとやっぱり大間のマグロは最高だと思う。この不条理が今。
小肌。ここから新シャリに戻る。
キス。
島根県ブランドアジのドンチッチ。贅沢にハラミのみ使って握る。EPAたっぷりで大変美味しい。ただ今回はイワシのインパクトがあまりにも大きかった。
肉厚の天然車エビ。シャリはなんとトロシャリが合うらしい。合うんですよとうれしそうに語る大畑氏。新しい玩具を見つけた子供のようだ。
蝦夷バフンウニの小丼。
上質な蝦夷バフンウニがたっぷり。
穴子。口の中で解ける。
トロたく。
追加で3人が頼んだ面積問題クリアのトロ鉄火。原価率が下がるので良い子は真似をしてはいけません。
赤出し。
クラシックな玉子焼き。エビと貝柱がたっぷり。
静岡クラウンメロン。
緑茶で終了。
圧倒的な美味しさは、寿司ならでは。素養が無くても、いきなり美味く、美味さが持続する。これが和食よりも寿司が国際化した理由だろう。そして同時に改めて北新地のトップを走り続けるこの店の素晴らしさを確認した。
寿し おおはた (寿司 / 大江橋駅、北新地駅、渡辺橋駅)
夜総合点★★★★☆ 4.8