マグロのシーズンは2週に1回の寿しおおはた。幸せは多い方がいい。
ウニの茶碗蒸し。下にホタテのムースが入っている。
鮟肝奈良漬オンザナス。
シャリは白シャリからスタート。スミイカ。ねっとり感たっぷり。
江戸前の平目。マッスル感がすごかった。江戸の外洋物?
鳥取産ズワイガニ。タグ付きカニは今年初。美味い!
ブリのミンチの照り焼きハンバーグ。これを食べると単に美味いだけではなく、ブリも青魚であることを実感できる。
ボタンエビの昆布締め。
本日のマグロは戸井産。戸井のマグロの特徴は船の上で血抜きをする事。ただ最近は血抜きは少な目でワイルドさを残しているようだ。
この店では4種類のシャリをネタに合わせて使い分けている。シャリはここから新シャリ。赤身。赤身でもこの時期はうっすら脂が乗っている。
中トロ。脂身と酸味のバランスがいい。
小肌。新シャリとぴったり。
戻りカツオ。
ここからシャリはロゼ。天然の車エビ。
ブリトロ。
トロ。美味しくて脳天が痺れる。
ここからシャリは赤。タラ白子の小丼。
大トロ蛇腹。クリーミーな脂がこれでもかと口腔粘膜を刺激する。
本日の究極の1貫。大トロ霜降り。たまりませんなあ。
そして至高の1貫、カマトロ。久しぶりだなあ。
穴子。豊洲の選り抜き。
トロタク。アイルランドと戸井のハイブリッド。これでも十分美味いのだが。
戸井のトロ鉄火。新ルパン巻。さらに美味い。まだまだ食べるぞ。
ブイヤベース様の赤出汁。
玉子。
柿のデザート。
お茶で終了。
今回も素晴らしかった。同じマグロでも単に津軽海峡のブランドマグロを使うだけでなく、赤身と中トロは新シャリ、トロはロゼ、大トロの蛇腹と霜降りとカマトロは赤というように、状況に合わせてシャリを変える事でさらに1歩踏み込んだ美味しさを実現している。正にこの店ならではの名人芸。
帰りの市役所の南の道のライトアップ。