緑茶。寿司に合う。
松茸とキノコのピューレ。
北海道のブリの炙り。脂が乗って美味しい。
明石のタイ、オンザわさびおろし。紅葉鯛は美味い。
松輪のサバの鯖寿し。これもEPAたっぷり。
戻りかけのカツオ。旨味成分が高濃度。
サワラの味噌幽庵焼き。
ノドグロ丼。あまりの美味しさに唸る。いいぞいいぞ。
ここから握り。アクリル板越しの大畑氏。早くコロナ禍が終わって欲しい。
キスの昆布締め。今回からシャリに新しいメンバーが加わった。とある日大畑氏が小肌に合うシャリを色々試してみたところ、絶妙のシャリが出来た。それは小肌にも合うが、何とマグロにも合うらしい。このシャリで握ったもの。食べると爽やかな感じが口の中に広がる。私が回転寿司やるなら絶対このシャリ一本にしますと大畑氏。
さてマグロである。今回は岩手県大船渡の180kgのマグロと北海道戸井の120kgのマグロの食べ比べ。体格では大船渡が有利そうに見えるが。
大船渡赤身。酸味がはっきりした味。
戸井赤身。全然違う。赤身の時点で津軽海峡のマグロには、うっすら脂が乗っていて、美味さ段違い。すごいなあ。
大船渡中トロ。色のグラデュエーションが美しい。普段ならこれで十分美味しいのだが。
戸井中トロ。色のグラデュエーションは似ているが味は全然違う。明らかにこちらの方が美味しい。
しかし戸井のトロには敵わない。脂の乗りが完璧。
大船渡蛇腹大トロ。この日の大船渡は完全な戸井の引き立て役。
戸井の蛇腹大トロ。この日の究極の一貫。美味しくて脳天が痺れる。
新子1枚半。例の爽やかシャリを使っている。ギリギリ新子。
ブリトロ。60kgのブリからわずかしか取れないハラミの部分。脂は美味いが、トロと比べて持続時間がやや短い。
春子。チダイの子供。エビの朧をかましてある。エビはタイのエサなので、タイの身と似た味がして、美味さが一層引き立つ。
ボイルしたての天然クルマエビ。これにもエビの朧をかましてある。ダブルエビ味で濃厚なエビの味を楽しむことが出来る。
穴子。豊洲の選り抜き。穴子の煮汁で穴子を煮るという鶴八方式で穴子を煮ているので味が濃厚、しかも穴ツメまで塗るという手の込みよう。
礼文島のムラサキウニの手巻き。ウニの量が半端なく、ゴージャス感がある。
〆のトロ鉄火。どっちのシャリでしますという贅沢な選択。今回は赤シャリではなく爽やかで巻いてもらった。トロの脂身を正面から受けてしかも爽やかという寿司シャリ界の大谷翔平の様だ。
ブイヤベースのような赤出汁。
玉子。
彩姉が作った梨のコンポート。下にクリームブリュレ。凝っているなあ。
お茶で終了。後新イカの握りとお土産のおにぎりも美味しかった。
もはや大御所と言ってもいいのに、常に新しいシャリの事を考えているアグレッシブな姿勢には頭が下がる。あの辛辣な女将が今回は旦那を尊敬すると言っていた。日々進化を遂げる寿しおおはたからますます目が離せない。来月からは月2回。
美味しかった。ごちそうさま。





























