関西の骨太フレンチの聖地ともいえるラ トォルトゥーガ。北浜にある。非常事態宣言下ではカフェ トォルトゥーガとして朝の8時から通し営業。大人気でカフェ営業を続けている。午前10時ごろ到着したが、店には既に行列が。待ち時間が長ければあきらめてサンマルクカフェでやみつきドックを食べようと思っていたら席が空いて店内へ。

 

店の前に置いてあるカフェメニュー。

 

大きなテーブルに木を置いた明るい店内。テンションが上がる。20人掛け大テーブルを席数を減らして感染対策していた。

 

布おしぼりは好感度大。

 

カトラリーはシンプル。ありがちなラギオールではない。

 

ダージリンの水出しアイスティー(550円)。爽やかだがもっと量が欲しい。

 

頼んだのはプティサレ(1540円)。塩漬け豚バラコンフィ・ターキッシュ・白ネギ・サラダスープ・エーグルドゥーソース。エーグルドゥーとはフランス語では甘酸っぱいの意味。萌えるなあ。

 

別角度から。生野菜とカボチャスープとピクルスも付いている。

 

たっぷりの豚肉とたっぷりの野菜。プティサレとは豚肉を塩水漬けにした保存食。大きな塊で作られて厚切りした豚バラは食べ応えあり、豚バラにも負けじと野菜もすごいボリューム。パンは生瀬ヒュッテ(旧ブランジェリー タケウチ)のパン。昔靭公園によく買いに行ったなあ。

 

カボチャスープも秀逸。

 

野菜のピクルスもちょうどいい漬かり具合。

 

たっぷりの生野菜。

 

美味い!萬谷氏自ら作るサンドは別次元の美味しさ。プティサレ、ロースト野菜、生瀬ヒュッテのパンがソースと絡み、三位一体攻撃で口腔粘膜を刺激する。たまりません。ボリューミーなので、口を大きく開けて食べたがやっぱり一部こぼした。服への被害は持参した紙エプロンで回避した。

 

普通はこれで終わるのだが、デザートを食べない私が頼んでしまったクレームブリュレ(660円)。美味しさの極み。

 

非常事態宣言下でのみリーズナブルに味わえる萬谷氏の料理。これでこの店の新たなファンが増えそうな気がする。宣言が終わるまでにまた来たい。フレンチ業界はレッドオーシャンだが、萬谷氏が切り開いたこのブルーオーシャンは今後どうなっていくのか。

 

 

美味しかった。ごちそうさま。

 

 

ラ・トォルトゥーガフレンチ / 北浜駅なにわ橋駅淀屋橋駅
昼総合点★★★☆☆ 3.9