店の前に置いてあるカフェメニュー。
大きなテーブルに木を置いた明るい店内。テンションが上がる。20人掛け大テーブルを席数を減らして感染対策していた。
布おしぼりは好感度大。
カトラリーはシンプル。ありがちなラギオールではない。
ダージリンの水出しアイスティー(550円)。爽やかだがもっと量が欲しい。
頼んだのはプティサレ(1540円)。塩漬け豚バラコンフィ・ターキッシュ・白ネギ・サラダスープ・エーグルドゥーソース。エーグルドゥーとはフランス語では甘酸っぱいの意味。萌えるなあ。
別角度から。生野菜とカボチャスープとピクルスも付いている。
たっぷりの豚肉とたっぷりの野菜。プティサレとは豚肉を塩水漬けにした保存食。大きな塊で作られて厚切りした豚バラは食べ応えあり、豚バラにも負けじと野菜もすごいボリューム。パンは生瀬ヒュッテ(旧ブランジェリー タケウチ)のパン。昔靭公園によく買いに行ったなあ。
カボチャスープも秀逸。
野菜のピクルスもちょうどいい漬かり具合。
たっぷりの生野菜。
美味い!萬谷氏自ら作るサンドは別次元の美味しさ。プティサレ、ロースト野菜、生瀬ヒュッテのパンがソースと絡み、三位一体攻撃で口腔粘膜を刺激する。たまりません。ボリューミーなので、口を大きく開けて食べたがやっぱり一部こぼした。服への被害は持参した紙エプロンで回避した。
普通はこれで終わるのだが、デザートを食べない私が頼んでしまったクレームブリュレ(660円)。美味しさの極み。
非常事態宣言下でのみリーズナブルに味わえる萬谷氏の料理。これでこの店の新たなファンが増えそうな気がする。宣言が終わるまでにまた来たい。フレンチ業界はレッドオーシャンだが、萬谷氏が切り開いたこのブルーオーシャンは今後どうなっていくのか。
美味しかった。ごちそうさま。