西成区から天満橋に移転したとあるカレー店に行こうと思って、天満橋からテクテク食べログの地図を頼りに歩いて行くと、何とその店は閉店していた。スケルトンに戻ったその店の外観を見た時、このコロナ禍の大きさを改めて感じた。何か希望の光みたいなのは無いのかと、とぼとぼと天満橋に戻る途中で見つけたのがカレー屋 ぽじょ。
たくさんの玉ネギとホロホロに煮込んだチキン。これはそそられるなあ。さらに驚いたのは、この店がたった1種類のメニューで勝負しているという事。選択と集中。これはそのカレーに余程自信があるに違いない。
メニューはチキントマトカレー1種類。もちろん大を頼む。トッピングで温玉を頼んだ。
水はセルフ。
運ばれてきたトマトチキンカレー。なるほどルーにチキンがそのままはいっているやつだ。完全に私の好み。
追加で頼んだ温玉。
美味い!煮込まれたチキンはトマトベースのカレーと相性抜群。美味い美味いとスプーンが止まらない。
温玉と食べると親子丼のような感じになってグッド。カレーがよりマイルドになって美味い。
食後のコーヒー200円。
コーヒーを飲みながら店主と話をした。例のカレー店はこの店と同じ去年の春に開店して、すぐコロナを理由に一時閉店し、しばらくしてスケルトンになったとの由。この店は店主が上高地でペンション経営した後に大阪へ移ってきた店で、店主ひとりでやっているのでなんとか生き残っているとの由。いやいやワンメニューで店を維持できているという事は、カレーが美味しく、固定客が居るからだろうと思う。何とかコロナに負けず頑張って欲しい。
美味しかった。ごちそうさま。