新年あけましておめでとう。今年もよろしく。
昨年末貰ったはり重のコールビーフ。要はローストビーフ。和風のローストビーフってどんなのだろうと興味津々。

 

中身はこんな感じ。牛肉にはサシが入っている。道頓堀はり重特製の、国産黒毛和牛の雌を使用したコールビーフ(ローストビーフ)、400g。贈答用のたれのついたセット、6480円。

 

御飯の上に載せてローストビーフ丼。結構美味い。サシが入っているにもかかわらず、味がくどくなく、あっさりしている。いい感じ。

 
はり重によるとコールビーフの作り方はシンプルだが、在籍するコックの中で作れるのはたった2名。その理由は、肉の火入れを見極める難しさにあるそうだ。「まずは、230〜250℃に熱した特注のオーブンでもも肉の表面と裏面を15分ずつ焼いていきます。肉の旨みを閉じ込めるために両面を高温で焼くのですが、肉の質や大きさによっても火入れの時間が変わるので、焼き時間はとてもシビア。中に火が通りすぎてしまうと、味は美味しくてもなめらかな口当たりが損なわれてしまうんです」。
焼き上がった肉は、コールビーフを作り始めた頃からの継ぎ足しているタレの中へ。香辛料、薄口醤油、濃口醤油、酢、みりん、砂糖などで作る、特製和風タレを肉の表面にまとわせる。煮込む時間はおよそ7分。「肉のサイズによっても異なるので、5分煮込んだら柔らかさを確認します。手で触って、弾力のあるほっぺたくらいの柔らかさになれば、切った時に鮮やかなロゼ色のコールビーフに仕上がっています」。なるほど美味しいには理由がある。
 
 
美味しかった。ごちそうさま。

 

はり重 道頓堀本店すき焼き / 大阪難波駅なんば駅(大阪メトロ)日本橋駅
テイクアウト総合点★★★☆☆ 3.8