突然明太子が食べたくなり心斎橋北商店街にあるやまやへ。ここはランチ時明太子食べ放題なのだ。
階段を昇ってレジでメニューを決め、料金を払うシステム。焼き魚定食(1000円)にしてしれっとEPA摂取予定。そのあといつものように心ゆくまで明太子を楽しむつもり。カトラリーはシンプル。
冷たいお茶は無料。
運ばれてきた焼き肴定食。店員さんがいつものように御飯と明太子と高菜のおかわりは無料と言ったが、あれ?
サバのフィレは素晴らしい。EPAを十分摂取出来そう。
問題はこれ。松田優作の言葉を借りるとなんじゃこりゃー。明太子が恐ろしく少なくなっている。どうしたやまや。苦しいのか。
明太子御飯その1.不完全燃焼。
おかわりの明太子の少なさにあきれる。なんじゃこりゃー。
完全に不満足。
さらにおかわりをした。店員は私の微妙な迫力に押されたのか、明太子の量を少し増やしてきた。それでも不完全燃焼。大丈夫かやまや。
コロナ禍で苦しいのかやまや。私はやまやの株価を調べた。おお東証一部上場企業だったんだ。と思ったら読者さんの指摘で判明したがこれは酒類販売チェーンの会社。明太子のやまやはやまやコミュニケーションズと言う会社で資本金14億円の非上場企業。これなら苦しいかもしれぬ。2019年は赤字決算だったし。
明太子が売りのやまやが企業イメージを悪くしてまで何故けちくさい方向転換をしたのか?考えられる理由としてはスケソウダラの卵のやまやへの納入価は上昇した可能性がある。すなわち、
コロナ禍で魚が売れない。→魚の値段が下がる。→燃料費もかさむので漁師が漁に出なくなる。→スケソウダラの漁獲高が減少→タラコのやまやへの納入価が上がる。
今まで普通にあった幸せが急に無くなるととてもショック。改めてコロナ禍の飲食店へのインパクトを再確認した。理屈は解るがそこを何とかするのが最も大切な企業イメージの維持につながるのではないのか。値上げでもオプションでもいいからもっと思いっきり明太子食べたい。
美味しかった。ごちそうさま。
博多もつ鍋やまや 心斎橋筋店 (居酒屋 / 心斎橋駅、四ツ橋駅、長堀橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7