有名ラーメンチェーン神座。昔王寺に用があって、帰りに近所のローカルなラーメン店に寄って食べるのが楽しみだったのだが、王寺に神座が出来て、そのラーメン屋が一瞬で消滅したのを見て、これが弱肉強食の高度資本主義社会なのだと身震いしたのをありありと覚えている。その後は王寺に行くたびに神座で食べたことは言うまでもない。しかし今日は道頓堀神座の話。
暑いので食べたいのは冷やし麺。この看板を見ると引き込まれるように店内へ。
水はセルフ。
運ばれてきた冷たい美味しいラーメン。うーん。中華風のような、韓国冷麺のようなぬえのようなちょっと中途半端なビジュアル。
キムチは韓国風だが、ワカメは中国風あるいは和風。
美味い! 冷たく冷やされた麺は腰があり、冷たいスープと絡んでなかなかいける。
チャーシューと食べると美味さアップ。
煮卵も丁度いい感じ。
キムチと食べると美味さ爆発。
冷やしラーメンとしては完成度高いが、この店のキラーコンテンツは、美味しいラーメンのスープ。天理系の出汁をフレンチ風に上品にした唯一無二の味。他の人が温かい美味しいラーメンを頼むとその圧倒的な訴求力にこの冷やしラーメンの存在が無力になる。ここの冷やしのスープは酸味があるだけに温かいスープと別物で、そこまでの訴求力が無い。昨年までの冷やしよりはいいが。
美味しかった。ごちそうさま。
どうとんぼり神座 道頓堀店 (ラーメン / 日本橋駅、近鉄日本橋駅、大阪難波駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7