2019年究極のカレーグランプリを受賞し、ボンガラカレーもプロデュースしているアノニマスの黒田氏が、福知山の伝説の猟師とタッグを組んで、ジビエカレーの専門店を6月20日にスタートした。SPICY BUCK。西本町にある。当面は土日祝の営業。予約は店のインスタグラムからメッセージを送って返事をもらったら成立。https://www.instagram.com/p/CB168XtpDfb/?igshid=mrauwexcnzpl

 

なるほど日本のジビエを使ってスリランカ形式のカレーを提供するJAPA-LANKA CURRYの店と言うわけだ。

 

セットにはキンキンに冷えたミネラルウォーターが付いている。

 

もちろん丹波産紅の鹿カレー。サービス価格1800円を頼んだ。

 

おお!予想外に充実したメニュー。内容は以下の通り。

 

画像

 

福知山産熟成鹿肉カレー。匂いまで美味い。

 

鹿熟成肉キーマカレー。キーマは少し粗挽きなのがいい。

 

多種多様なオカズたち。スープまで鹿の骨から取るこだわりよう。濃厚な鹿の旨味が炸裂。

 

鹿熟成肉キーマ。しっかりと肉の旨味があり、臭みは全くない。

 

鹿熟成肉カレー。ヘルシーで旨味の極致。十分な量があるが、さらに大盛りにしたいという欲望が沸々と湧いてくる。

 

そしてこの日の究極。熟成鹿肉とそのミンチのダブルカレー。美味い!美味すぎる!

 

サービスで貰った鶏はらみと鶏肉キーマのカレー。

 

鶏肉はらみ。これも美味い。

 

鶏肉はらみと鶏肉キーマ。鶏肉の旨味爆発。

 
リアルに素晴らしい。単に美味しいスリランカの鹿肉カレーを作るならセイロンカリーのランジシェフが作る鹿肉カレーに分があるだろう。しかし今回黒田氏は日本の熟成鹿肉と日本米を使う事で、日本人のDNAに訴えかけるスリランカカレーを超えたアウフヘーベンされたジャパランカカレー、すなわち中年以降の日本人の胃と心に沁みるカレーを作り上げたと思う。
 
というような感慨に浸っていると、店の中でわめいている西成のインド人、シンズキッチンのシン氏に遭遇。開店祝いに店の売り上げを上げようとシャンパンと角ハイボールをがぶ飲みして完全に出来上がっていた(笑)。
 
 
美味しかった。ごちそうさま。
 

 

スパイシーバックカレー(その他) / 本町駅西大橋駅阿波座駅
昼総合点★★★☆☆ 3.8