結婚以来使っていた汁椀がいよいよダメになり、
その工房は今やなく、別のところに修理を試みるもかなりの金額となり、
新しく求めに行ったら、
え? ないの? これしかないの?
木を削ってくり抜いた椀がなく、集積材のものですらほんの少ししか見当たりません。
何回か探しましたが、これぞ!には出会えず、
仕方ないな、今はこれで‥ を持ち帰りました。
同じようにずっと何年も探していたもの、
くり抜きの大きめのお丼、
手持ちの大椀は子供たちがもう少し小さかった頃よかったのですが、洋服と同じで。
うどん や牛丼など、日常にしょっちゅう使う器がない。
陶器のものを買ってみるも熱いし使いにくい。
たま〜に見かける展示会の切り出しボールは1つなら買えても家族分は高すぎる。
そして最近、やっと出会えたのでした。
もう作家さんは亡くなられて何年も経ち、お店の在庫もこれ限り、と。
質の良い木がないこと、あっても高額なこと、職人さんが減ってること、
以前の質感を知らなければプラスチック素材でも疑問に思わないこと。
お店の方はあえておっしゃらなかったのでしょうが、
食洗機に入れられない‥は大きいでしょうね。
我が家は漆や金彩多いから、食洗機を設置しようすら思わなかったな。
高3男子たち、塾で帰りが遅くなるため、夕方には軽食をとってるのもあって
するんと入る丼ものが増えてきました。
よかった、間に合った
軽いし割れないし手触りいいし、漆器の器、いいですよ。