とうとうこの日を迎えてしまいました
(先月末の話です)
双子男子たちが吹奏楽部を目指して
1人がフルート、もう1人がアルトサックスを習い始めたのが6年生、
中学高校と吹奏楽部を続けて
高3生は夏のコンクールで引退になります。
2校は同じカテゴリーで審査を受けるため、同じ日、
フルート男子の高校は午前中に、サックス男子は午後の出番でした。
この組み合わせで付けるの、最後だな〜
強い学校はその先の大会へ進みますが、残念ながら2人の学校はそこまでではないのです。
翌日からは受験勉強1本!なんて簡単に気持ち切り替えられるわけがない、
部活ロスになるのは目に見えている。
そして、それは私も同じ、もしかしたら私の方が影響あるかもよ。
音を合わせることは心を合わせること。
1つの音ごとに、指揮者の指示に従っていちばんいいバランスを見つけて、
何度も何度も繰り返して身体に覚え込ませていきます。
今、自分の役割は何なのか、誰とハーモニーを作り、
誰を引き立てるためにどんな音が求められるのか。
メインのパートを吹かせてもらえることになってワクワクしても、
「音悪い、その2人交替して」などバッサリ切られてしまうこともしょっちゅうです。
気持ち萎えても、新しい自分の役割に徹します。
組織で働くこと、ということですね。
中3になるタイミングでコロナ、
なにもかもが中止となり、吹奏楽(や合唱)はウィルスをばら撒くと悪者扱いでした。
辛かったよね。でも個人の練習は止めなかった。
再び最高学年の今年。
コンサートも戻り、貴重な6年間に感謝しています。
夕方、フルート息子から電話がありました。
「おかあさん、金賞🥇やった、次の大会進めるー、俺ら、次の大会行けんねん!」
こんな素敵なことって❗️
頑張ってきたのはどの学校のどの子も同じ。
その中で、挑戦したことが成果となって認められるのはほんのひと握り。
この経験は子供たちを強くしますね。
来週の大会で力出し切れたら、
案外早く、気持ち切り替えて受験勉強に集中できるかも‥
とでも思わないと、払い損の夏期講習代を嘆きたくなるからね 笑
棚のお飾り、
もう少しこのままにしておきましょう。
大勢の仲間に感謝して、残りの日々を過ごしましょ。