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国家総合職の1次試験が終わり、関東圏の方は、次の規模の大きな試験は、警察官志望の方は4/29(土・祝)の警視庁の1次試験(1回目)、4/30(日)の都庁Ⅰ類B・特別区Ⅰ類の1次試験という方が多いだろうと思います。
ただ、通常より早い時期の募集枠や、令和5年中(例えば10月から)に採用する試験を設ける地方自治体(特に市町村)が増えてきています。
そもそも、国家総合職試験の日程が前倒しになった(来年はさらに1次試験が3月に前倒しになる)のは民間企業との人材の取り合いが主な理由ですが、同様の理由で、早期枠を設けたり、令和5年中に中途採用する試験を実施する自治体が増えたのでしょう。
自分の地元やその近隣等、意外なところで早期枠や中途採用枠の試験があるかもしれませんから、「今後」受験するつもりのある自治体のHPも「今のうちに」一度目を通すといいかもしれません。
時期的に、筆記試験に関心が集中するのは致し方ありませんが、公務員試験は就職試験ですから、大学入試や資格試験等に比べ、はるかに、「その年(さらには前年)の事情」で制度が流動的で、今までと同じに違いない、と決め付けられない場合があります。
その際、国家公務員試験は比較的早めに決定し、情報を告知する場合が多いですが、特に地方自治体の場合、2・3か月前に採用HPに記載するだけ、というケースもあります。
特に独学の方の場合、情報収集が個人レベルになりますから、一定の頻度で情報をチェックする日・時間を設けた方がいいと思います。
インターネットは、能動的に情報検索をする等、情報を求める側から積極的にアクションを起こさないとメリットを享受できませんから、過信は禁物です。